「色」が人の心に作用する効果


 

今回は「色」が人の心に作用する効果を紹介して行きましょう。

その人がその時に自然と選択している「色」によっては、その人の感情や現在の心理状態を把握することができます。

また、「色」によって受け取る情報や感情の変化を誘導することができるため、「色」が作用する効果を把握することでコミュニケーション時の行動を誘導・把握することができます。

 

・赤

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赤色は目立つ色であるため、視線を誘導させたい対象に使うと非常に効果的です。

赤色の最も特徴的な効果は、暖色効果です。部屋の色に赤色の割合を増やせば増やすごとに、体感できる実際の温度に変化が現れます。ある実験によれば、赤をベースにした部屋と青をベースにした部屋を用意し、室温を同じ状態にした場合、赤の部屋のほうが被験者が感じる体感温度におよそ4℃ほどの差が現れています。

また、赤の効果としてはポジティブな効果を演出し、特に購買欲に関してポジティブな影響を与えるとされています。そのため小売店のセールなどでは赤色で料金を表示したりする場面が見られるのです。

 

 

・青

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青色は心を落ち着かせる色です。また寒さを感じさせたり、ネガティブな印象・あるいは色による付属効果を見せたくない時に使われがちです。

青色には食欲を抑える効果があります。ですので、夜お腹が空いてしまった時などには、青色が含まれた画像や写真を見るようにすると、苦もなく食欲を抑えることができます。

赤色の暖色効果とは反対に、青色には涼しさを感じさせる効果があります。なので、夏場などの暑い時期にはインテリアを青色のものに交換するなどするといいかもしれません。

また、青色の効果として集中力が増すという効果があります。学習道具や、集中して作業を行いたい環境には青色の小物などをちりばめておくと効果的です。

 

 

・黄

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黄色は太陽光に近い色であり、ポジティブな感覚にさせる色です。人を楽観的な気分にさせるので、遊びの道具などに利用されることが多いです。

黄色は赤色と同じくらい人の注意を引きつけます。それでいて赤色よりも与えるイメージは柔らかいものになります。

黄色は緊張した場面や不安な状態を解消させてくれる効果があります。知的な色の一つであり、不安などを解消し心に余裕を与えてくれます。先の青色と絡めて、仕事などで必要な能力を発揮させるのを助けてくれる色ですので、仕事場の環境の中にちりばめておくといいでしょう。

 

 

・緑

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緑色は緊張感を和らげてくれます。また癒し効果が高く、香りとの調和性も高いため、アロマテラピーなどと合わせるとより効果的です。

緑色には脳の活性化やリフレッシュといった効果があります。森林浴や公園の散歩などは前述の黄色と緑色を多く取り入れることができるため、仕事に行き詰まった時などに非常に効果的な行動とも言えます。

緑色には理性を象徴する意味合いも含まれており、教育やエコ関連の商品などに使うと適しているとされます。また感情的な行動を抑える効果があるため、子供の情操教育を行う際にも役立ちます。最近では緑色を多用した部屋、あるいは芝生などがあり緑をよく目にする環境で育った子供は社交的に育つ、という仮説が教育界では現れています。

 

 

・オレンジ

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オレンジ色は黄色動揺ポジティブな印象を与えます。幸福感を強調したい祭事の場面などに有効的な活用ができます。

太陽などの暖かみのある物質に近い色であるため、オレンジ色を目にすると無意識のうちにぬくもりを感じてしまう人が多いです。そのため洋服などに使えば、第一印象をよいものにさせることが可能です。一方で膨張色でもあるため、着こなし方によっては普段より太って見えてしまうかもしれません。

 

 

・白

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白は光のイメージとされており、広がりを持った感覚を人に与えます。一方で色としてはそれほど人の目にとまることがないため、目立とうとするには不向きでもあります。

白は拡張色であり、広い空間を演出したい時に効果的です。また汚れのない状態=新品というイメージが強いため、商材写真の背景などにも適しています。また神聖さを演出するのにも適しています。

清潔感を演出し、緊張感などを感じさせない効果があります。

 

 

・黒

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黒色は他のどの色ともマッチするため、他の色を強調したい時に組み合わせると非常に効果的です。黒単体では、全体的にネガティブなイメージになりやすく、黒色に囲まれると活動が鈍くなります。

黒色は他の色を強調させることには長けていますが、単体では人のやる気などを削ぐ色として機能してしまいます。全体的に暗い感情を増幅させてしまう効果があり、映像等の演出には使えますが、普段の生活にこれらの色を多用することは、活動性を大きく削いでしまうため注意が必要です。

一方でシャープさや先進性・先鋭性といったイメージを与えてくれるため、デジタル家電などのイメージカラーとしては非常に適しています。

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